「震災から5年、いま私たちができる防災対策」
東日本大震災が発生して明日で5年が経ちます。災害への備えは、日頃からの取組みがとても重要です。被害をできるだけ少なくするため最も大切なのは、まずは身の安全を守る行動を一人一人が取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、そして市役所や消防署など「公助」がお互いに協力することです。
大地震が発生したときには、「家具は必ず倒れるもの」と考え、壁に固定するなどの転倒・落下・移動防止対策をしておく必要があります。また電気やガス、水道、通信などのライフラインも止まってしまう可能性がありますので、水や食糧などは最低3日間分、できれば一週間程度の備蓄、非常持出品などを準備しましょう。
安否確認の方法としては災害用伝言ダイヤル「171」や災害用伝言板の活用方法を事前に確認しておきましょう。避難経路を事前に確認しておくことも大変有効な手段一つです。
自分自身や家族、地域での災害に対する備えを改めて確認するとともに町会・自治会等、地域主催の防災訓練にも可能な限り積極的に参加しましょう。